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CEED7th 講演概要
5日目 2022.04.23 Sat.

13:00-13:35 地底世界へようこそ!ー地球内部物理学入門―
講演者   米谷珠萌(明治大学大学院理工学研究科物理学専攻)
キーワード 地球科学、地球内部物理学、生命
要旨
夜空を見上げると地球の外に広がる広大な宇宙に思いを馳せることができます。お金を払えば宇宙に行ける時代にもなりました。その中で逆に(!?)地底世界に行きたい人もいるかもしれませんね。ところが、残念なことに私たち生命は地球のごく表層で暮らしていて、地底世界には行くことはおろか目にすることすらできないのです。
そんな生命の星・地球の中身がどのようになっているのかは科学者たちの長年の研究で少しずつ明らかになってきています。私たち生命との関係にも注目しつつ、地下深くに広がる地底世界を少しのぞいてみましょう。


13:35-13:45 赤神ゆるゆるトーク18(ゲスト:米谷珠萌さん)

13:50-14:00 統合ゼミアイドルプロデュースメンバー募集

講演者   炭素のおねえさん(統合ゼミコミュニティ アイドルプロデュースサークル)
キーワード アイドルプロデュース、アウトリーチ
要旨
統合ゼミコニュニティには、アウトリーチを目的としたアイドルをプロデュースするサークルがあります! 今回はCEEDの場をお借りして、アイドルプロデュースの経緯や活動内容をお話して、メンバーの募集をします! そこのあなたも一緒にアイドルを創りませんか?


14:05-14:25 Re:TeX導入RTA
講演者   赤神青空(高知大学理工学部4年)
キーワード TeX、RTA
要旨    TeXを始めよう!!


14:30-15:05 時間とは何か、空間とは何か
講演者   菅野聡(筑波大学素粒子論)
キーワード 時間、空間、時空創発、弦理論、行列模型
要旨
我々の時空がどのように生まれて、宇宙がどのように始まったのか、を解明するためには量子論と相対論を融合した量子重力理論の定式化が大きな課題である。弦理論は重力を含む現在知られている4つの相互作用を統一する理論であると考えられている。しかし、弦理論は現在摂動論的な定式化しかできておらず、非摂動論的な定式化はわかっていない。弦理論の摂動論では「宇宙の始まり」などの量子重力の効果が大きくなる領域は記述できないため、非摂動的な記述が必要である。非摂動的な定式化の候補として有限サイズの行列を用いた行列模型があり、これを支持するいくつかの証拠が見つかっている。行列模型は行列だけで構成されており、理論にはもともと時空が含まれていない。そのため、行列の中に「時空の種」がありダイナミカルに時空の創発を記述できる可能性がある。
 本発表では時空創発と行列模型について話す。


15:05-15:15 赤神ゆるゆるトーク19(ゲスト:菅野聡さん)

15:30-16:05 SDGsの「装い」は環境問題を覆い切れるのか?
講演者   いちよん、トラック
キーワード SDGs 森林科学 環境問題 人文社会科学
要旨
ミレニアム開発目標(MDGs)の終了に伴い、2015年に国連総会において採択された持続可能な開発目標(通称SDGs)。これは飢餓の撲滅、疾病蔓延防止、そして環境の持続可能性を目標としたMDGsにおける達成状況を踏まえ、ジェンダー平等、持続可能な開発の調和、そして人類の行動を促進するものとして打ち立てられたものである。
現在、本邦においてもSDGsの普及が進んでいる。2017年、外務省が「PPAP」の替え歌を利用して、SDGsの啓発を行ったことも記憶に新しいだろう。また、各企業においてもこの取組みが見られるようになり、日本に限らず世界的なムーブメントの1つと言って差し支えないものとなっている。
しかしながら、このSDGs、ひいては環境問題全般に関して、批判の目を向ける学者は少なくない。今回はSDGsというムーブメントの各論を検討することによって、今後の展望について考えたい。


16:05-16:15 赤神ゆるゆるトーク20(ゲスト:いちよんさん)

​16:20-       交流会@Discord

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